2014/6/11 更新
占いをしていると、「え? ホントに? 違うんじゃない?」と思うことがあります。
期待していた答と違う答が出てきた時、もう一度占ってみたくなるのです。
このような時、ホラリーで同じ質問を占うことは問題ありません。
「ほんとに~?」
「まちがってるんじゃないの~?」
「ぜったい~?」
まぁこんな具合です。
ホラリーは創造主にお伺いしているわけですから、不敬なことこの上ないですね!
しかしそんなあなたも、僕ほど不敬にはなれませんよ!
何故なら僕は、何度も試しているからです…(@_@;)
それでは、どうして同じ質問をしてもよいのでしょうか?
厳密に言うと、同じ質問は存在しないから
何故なら、同じ質問は存在していないから、なのです。
しかしわかりにくいですね。
順番に説明しましょう。
まず占星術には固有の考え方があります。
過ぎ去っていく時間、その一瞬一瞬を「独立した固有の実在」と考えているのです。
同じ瞬間というものは存在しないよ、という考え方です。
だから僕たちには「同じ質問」に見えても、本質的には「違う質問(という存在)」として扱っているのです。
例えば、僕が2つの質問をしたとしましょう。
A:2010/5/5 17:00
「彼女とつきあえますか?」
B:2010/5/5 17:10
「彼女とつきあえますか?」
僕たちには同じように見えても、占星術にとってこの2つの質問は同じ質問ではなく、「異なる質問」なのです。
質問する時間が違えば、違う質問として扱われるのです。
だからこそ、
「同じ質問」を何度でもすることができるのです。
とはいえ、同じ質問を何度もしているとどういう答えが返ってくるのでしょうか?
これも気になるところですよね。
実は、ほとんど同じ答えが返ってきます。
ただし、答えが段々そっけなくなってきます。
1回目
「彼女が今あなたと付き合えない理由は、これこれで、しかもこれとあれとそれが追い打ちをかけているからますます無理でしょう。だけど3ヶ月ぐらいするとこれこれが変わり始めるから、そうするとチャンスが到来しますよ。それまで待ちなさい。」
2回目
「彼女は今あなたと付き合えない理由はこれこれです。だから3ヶ月待ちなさい。」
3回目
「彼女は今あなたと付き合えません。それだけ。」
ホロスコープの答えが、だんだん雑になっていくのです。
何度聞いても(今のままなら)答えは変わらないよ?
その質問にはもう答えたじゃないか。
創造主様はそうおっしゃっているようです。
やっているうちに、だんだん淋しくなってきます。
相手にされなくなっていく感じがしてきて…
こういうこと繰り返すうちに、自分で何か積極的な行動をしない限り、同じ質問をしなくなっていきます。
おもしろいですね~( ̄▽ ̄;)
それから、たまに答えが変わることがあります。
この部分は占星術はなぜ当たるの?で詳しく説明しました。
1.1回目のホロスコープが創造主の意思を反映していなかった場合:
1-1:今回は創造主の意思を反映していたから
1-2:今回も創造主の意思を反映していないランダムな答えだったから
2.創造主の気が変わったから
3.あなたの行動が、ホロスコープが示した結果とは異なる結果をもたらしたから
ここは喜ぶところですよね!
これが占星術の元々の使われ方ですから。
というわけで、
Q:「同じ質問をしても大丈夫ですか?」
A:同じ質問を何度しても大丈夫ですよ(*^_^*)
*** 2014/6/7追記 ***
このページの内容のまとめは以下の通りでした。
ホラリーでは、何度でも同じ質問をすることができますよ。
だけどだんだんそっけない答になってくるから、できれば最初のホロスコープで判断しましょうね。
ここで解説したことはその通りなのですが、やはりやりすぎるとどうにもなりません。
例えば、「彼とはもう終わりですか?」という質問が頭から離れなくなってしまった場合、1日に5~6回、さらにまた翌日も5~6回、さらにそのまた次の日も…ということが実際に起こります。
これは、もうホラリーではありません。
願いです。
このような場合には、答がそっけなくなるどころか、まったく支離滅裂な答が繰り返し表示されることになります。
こういうケースでは、一番最初に占った瞬間のホロスコープを使ってください。
やはり一番最初のホロスコープが、最も正確に状況を反映するようです。
*** 余談 ***
タロットカードでも同じような経験をしませんか?
同じ質問をしながらカードをひくと、同じカードが出るやつです。
あれ、驚きますよね~(^ω^)
不思議ですよね~
*** 余談 おしまい***