8.仕事のパートナー

2015/10/30 更新

【彼は仕事のパートナーに相応しい?】
◆ ハウスと天体
 ・アスカーを表すハウスと天体:第1ハウス、ロード1、月
 ・パートナー:第7ハウス、ロード7
 ・仕事:第10ハウス、ロード10
 ・仕事からの利益:第11ハウス、ロード11
◆ 仕事のパートナーとして組んでもよいかどうか
 ・アスカーを表す天体とパートナーを表す天体が良い関係にいる
 ・仕事/仕事からの利益を表す天体が、パートナーを表す天体と良い関係にいる

仕事のパートナー

アスカーが会社の社長や事業の責任者である場合、ある人と組んでその事業を運営していくかどうか悩むことがあります。
例えば、ある電機メーカーの社長さんが、ベトナムで出会ったある企業の社長さんと組んでこの先仕事をしていくかどうか、など。

アスカーを表すハウスと天体は、第1ハウス、ロード1、月。
仕事のパートナーを表すハウスと天体は、第7ハウス、ロード7。
仕事を表すハウスと天体は、第10ハウス、ロード10。
仕事からの利益を表すハウスと天体は、第11ハウス、ロード11になります。

この質問は、「パートナー契約はアスカーの意思次第」という前提に基づいているので、「パートナー契約を結べるかどうか?」という質問とは異なり、アスカーを表す天体とパートナーを表す天体とのアスペクトは不要です。
しかしもちろん、もしアスペクトがあればその性質を考えます。

アスカーを表す天体とパートナーを表す天体が良い関係にいるかどうかを確認しましょう。
レセプションやアスペクトが良ければ見通しは明るいと判断し、悪ければ、見通しは暗いと判断します。

また、アスカーはパートナーに仕事のボスになって欲しいわけではなく、パートナーになって欲しいと考えています。
そのため、「対等な立場かどうか」は判断の重要なポイントになります。
特に、仕事の主導権をパートナーに握られてしまうのは、望ましくありません。
そこで、仕事を表す天体がパートナーに支配されていないかどうかを確認しましょう。
例えば、ロード10(仕事)が第7ハウス(パートナー)のカスプのサインにいれば、仕事がパートナーに支配されていることを表し、良い印ではありません。
アスカーがそのように望むのであれば良いのですが、多くの場合アスカーは主導権を持ち続けたいと考えるでしょう。

ロード7のレセプションにも注意します。
もしロード7がロード10に対してフォールのレセプションにいれば、「パートナー(ロード7)が、仕事(ロード10)を突き落とす(フォール)」という意味になってしまうので、良い表示ではありません。
さらに、ロード11(仕事から上がる収益)とロード7の関係もチェックしましょう。
ロード7がロード11に対して良いレセプションを持っていれば良い表示ですが、悪いレセプションは悪い表示です。

アスカーを表す天体のレセプションを見てみましょう。
アスカーを表す天体が、パートナーを表す天体に対してイグザルテーションにいることが多いでしょう。
これは、アスカーが相手に対して過度の期待を抱いているために、関係がうまくいかなくなる可能性が高いことを表します。
レセプション(詳細)の、イグザルテーションの説明を参照してください。