1.死について

2015/2/11 更新

死についての占いは恐いので、敬遠されがちです。
占い師によっては避ける人もいるし、死についての占いが禁止されているケースもあります。
だからあなたも、「死」については、占いを引き受けるかどうかよく考えて決めなくてはなりません。

あなたが、「死については占わない」と決めても何も問題はありません。
ただ、もしあなたが占いを引き受けないとしても、占い方だけは知っておいた方がよいでしょう。
ある質問の裏に、間接的に死が隠れているケースがあるためです。
例えば、「故郷に戻ることは安全かどうか?」というような質問の場合、「私は死ぬ?」と、直接訊かれてはいません。
しかし、「死について」への間接的な質問になっていることがあるのです。

ホラリーとネイタル

死について占う時は、ホラリーとネイタル、2つの方法を使うことができます。
「死ぬこと」は大変なことなので、特に判断を間違えたくありません。
そこで、この質問を扱う時には、両方の占いを用いて結果を判断するのが基本のスタイルになります。
ホラリーの結果が信頼できないわけではないのですが、内容が内容なので、ダブルチェックをしているというわけです。

ここではホラリーを用いた占い方を説明しますが、その人のネイタルをチェックできない場合、できれば、この占いは引き受けない方がよいでしょう。
ネイタルでも死について表示されるのになぜわざわざホラリーを使うのかというと、ホラリーを使えば、その人が亡くなる可能性の高い時期がダイレクトに表示されるためです。
ネイタルだけでそのタイミングを探そうとすると、何年分ものプログレスやソーラーリターン、ルーナーリターンをチェックしなければならないので、現実的とは言えないのです。
そのため、まずはホラリーを使って時期を絞り込み、その上でネイタルをチェックして、同様の結果が表示された場合のみ結果を判断します。
慎重すぎるくらいでちょうど良いのです。

現実的なタイミングを

アスカーに死のタイミングを伝える時には、現実的な観点から伝えましょう。
もしもその人が亡くなるタイミングが来週ならば、「何曜日前後でしょう」と伝えます。
もし「数年後」ということなら、その年を伝えれば十分です。

死についての質問は、占い方が大きく2つに分かれます。
次のページから、それぞれ解説していきましょう。

◆ 死はいつ?
◆ 生き延びる?