2.レセプション

2015/3/18 更新

レセプションは、その人の気持ちや動機、価値観などを表します。
恋愛関係ではとても大切な要素になり、「彼の気持ちは?」というように、相手の気持ちの分析だけを求められることもあります。
その人の気持ちは、相手に直接向かうこともありますが、相手に直接向かわないこともあります。
例えば、彼には関心がないけれど彼のお金には関心がある、だから結婚したい、など。
レセプションは、アスカーの質問とアスカーの置かれている状況を考慮に入れて解釈してください。

アスカーの考えや気持ちも分析する

レセプションを考えるときには、相手に対するレセプションだけでなく、アスカー自身に対するレセプションにも注意してください。アスカーにとって何が大切な要素なのかを、レセプションが表示してくれます。
「自分のことは自分が一番よくわかっている」と思いがちですが、実際はそうでもないようです。自分の気持ちがわからない時には、レセプションの分析が役に立つでしょう。少し例を挙げます。

月(アスカーの気持ち)がロード1に対してデトリメント:アスカーの心は、今の自分の行動や考え方などを嫌っている
月(アスカーの気持ち)が、金星(アスカーの女性としてのナチュラル・ルーラー)にマイ・サイン:アスカーは、妻としての役割に自信を持っている
ロード1がロード7を好きではないが、結婚APが好き:今の彼は好きではなく、ただ結婚したい、恋人が欲しい

レセプションは、アスカーの質問と状況に合わせて解釈する

レセプションをチェックする時には、必ず、レセプションがアスカーの話と合っているか確認します。レセプションが状況に合っている時も多いのですが、合っていない時もあるでしょう。
アスカーの話を聞いてレセプションをチェックすると、「どう考えてもこのレセプションはおかしい」、「アスカーがこの人のことを好きなわけがない」という時も出てくるのです。
こういう時は、恐らく、天体の選び方を間違えています。
恋愛関係では複数の天体が出てくる上に、アスカーの話には出てこなかった登場人物が表示されていることもあるため、天体を選び間違えることが少なくありません。
レセプションを解釈しているときに、何か違和感を感じた場合は、アスカーに確認しながら、天体の選び方が正しいかどうか見直します。

レセプションは、目立つ天体を中心にチェックする

レセプションは、目立つ天体を中心にチェックします。
すべての天体のレセプションが等しく重要であるというわけではありません。
その人にとって最も大切な天体のレセプションが、最も大切な要素になるので、その天体のレセプションを中心に状況を解釈していくのです。

例えば、アスカーを表す天体がロード1、月、金星。ロード1がおうし座、金星がおうし座。
ロード1(頭、考え)は金星に対してマイ・サイン、月に対してイグザルテーション。金星は、金星に対してマイ・サイン、月に対してイグザルテーションになります。
アスカーの中で、金星と月が大切な要素になっていますね。このためレセプションは、金星と月を中心に見ていきます。