◆ お金 1.株式、証券

2014/9/24 更新

株式、証券

株を買うことを考えてみましょう。
「ここにある現金1,000万円を、株にしたい。」


【株】
◆ロード2の状態と、変化をチェック
 ・良い変化 → 買ってOK!
 ・悪い変化 → 買ったらダメ!

ロード2の状態と、変化

あなたの現金は、あなたの所有物なので、ロード2。
株は、あなたの株になるわけですから、やはりあなたの所有物、ロード2。
そうすると、「株を買う」という行為は、「ロード2の状態の変化」であることがわかります。
ですから、株を買っていいかどうかは、主にロード2の状態の変化から判断します。
変化として特に注目するのは、エッセンシャル・ディグニティとアクシデンタル・ディグニティの変化です。

エッセンシャル・ディグニティの変化

・ロード2のサインが変わる時
ロード2のサインが変わることで、ロード2のエッセンシャル・ディグニティが良くなったり悪くなったりします。
この変化を見て、”買い”かどうかを判断するのです。
天体のエッセンシャル・ディグニティの変化を見て、良い変化なら株を買ってオッケー、悪い変化ならばダメ、という風に判断します。

“サインの変化”を使うためには条件があります。
それは、ホロスコープを作った時に、天体がサインの最初の3度くらいまでの場所か、最後の3度くらいの場所にいることです。
これ以外の場所では、サインの変化は使えません。
例えば、天体がさそり座2度にいて、これからいて座に入ろうとしている時なら”サインの変化”を使うことができますが、さそり座10度にいても使えないので他の要素を見る、ということです。

エッセンシャル・ディグニティの変化の例を挙げると、火星(ロード2)が今おひつじ座の最後のところにいて、これからおうし座に入ろうとしていたら、マイ・サイン(最高の状態)からデトリメント(損害、衰弱)になるので、エッセンシャル・ディグニティー(本質の良さ)がとても悪くなります。
もし株を買ってしまうと、悪い変化になることを表すので、株を買ってはいけません。

しかし例えば、金星(ロード2)がおうし座の3度にいたら、どうなるでしょうか?
金星のエッセンシャル・ディグニティは、デトリメント(金星がおひつじ座にいる時、エッセンシャル・ディグニティがとても悪い状態)からマイ・サイン(最高の状態)に変化したばかりです。
もちろん、まだアスカーは株を買ってはいないのですが、この変化はとても良い変化ですよね?
このような時には、「株を買う = 良い変化」と考えることができるので、買いです。

アスペクトを学んだ時に、ホロスコープを作った瞬間を基点として、「アプローチ = 未来」、「セパレート = 過去」という説明をしました。
この論理に従えば、ホロスコープを作った瞬間に「サインが既に変わっている」状態は、「過去」のことを表しているはずですが、アスペクトとは異なり、「サインが変わったばかりの状態 = 過去の出来事」という風には考えません。
何故でしょうね?(・.・;)
正直ナゾですが、こういうルールになっているので気をつけてください。

「サインが変わってもエッセンシャル・ディグニティがほとんど変わらない場合はどうなるんですか?」
その場合には、現金のままでも、株に変えても、特に大差がないことを表します。

アクシデンタル・ディグニティの変化

・ロード2のサインが変わる時
これもサインの変化なのですが、エッセンシャル・ディグニティではなく、アクシデンタル・ディグニティに注目する方法です。
豊作のサインと不毛のサインの変化によって、株を買って良いかどうかを判断します。
ロード2が今豊作のサインにいて、これから不毛のサインに入ろうとしていたら悪い変化なので、買うのはやめた方が良いでしょう。
例えば、今水星がかに座(豊作のサイン)27度にいて、これからしし座(不毛のサイン)に入ろうとしている時などです。
逆に、今不毛のサインにいて、これから豊作のサインに入ろうとしていたら、買いです。

・アスペクト
ロード2がこれから悪い天体とアスペクトする時は、悪い変化です。
逆に、これから良い天体とアスペクトする時は、良い変化です。

・月のノード
ノース・ノード(ドラゴン・ヘッド)は、ホロスコープの中の小さなオアシスのような存在です。
逆に、サウス・ノード(ドラゴン・テイル)は小さな底なし沼のような存在です。
ロード2がノース・ノードにアプローチしていれば良い変化を表します。
しかし、ロード2がサウス・ノードにアプローチしていれば、悪い変化を表します。

ただ、ホロスコープの表示はわかりにくい時もあるので、注意してホロスコープを観察しましょう。
例えば、ロード2の金星がおとめ座の28度にいて、おとめ座29度にいるサウス・ノードにこれからコンジャンクションしようとしていたら、これは金星にとって悪い変化です。
しかし、金星のエッセンシャル・ディグニティに注目してみると、金星は今おとめ座にいてフォール(悪い)ですが、すぐにてんびん座に入り、マイ・サイン(良い)になります。
これは、良い変化です。
良い変化と悪い変化が同時に表示されていますが、この2つを組み合わせて、「現状維持を選ぶと(おとめ座にいるままだと)悪い変化(サウス・ノードにぶつかる)になり、アスカーのお金が何らかのダメージを受ける。しかし、もし株を買うと(変化を選ぶと)良い変化(フォールからマイ・サインに変化)になる」と判断するのです。

ちょっと難しいですよね?(;・∀・)
基本的に、ホロスコープは原則に従って読んでいくのですが、時々原則から外れるホロスコープが出てきます
すべての例外を説明したいところですが、いつも表示の仕方が異なるようなので、全て網羅することはできません。
少しずつ慣れていくしかないのかな、と思います。
ただ、慣れてくると、ホロスコープにガイドをしてもらいながら判断を修正していくようになってきます。
創造主が、ホロスコープを通してなんとかあなたに伝えようとしいることを、少しずつ聞き取れるようになってくるのです。
大丈夫大丈夫!(*^▽^*)
それほど不安になることはありません。
英語のリスニングと似たような感覚かな?
慣れてくると、少しずつわかるようになってきます!\(^o^)/

・その他
アクシデンタル・ディグニティの変化は、他にも「これからコンバストする = 悪い変化」というように色々な方法で表示されます。
第1部で説明したアクシデンタル・ディグニティの知識を使いこなして、ロード2の変化を捕まえましょう!( `ー´)ノ

株以外の商品

・ナチュラル・ルーラー
質問が、株ではなく特定の商品の場合には、その商品のナチュラル・ルーラーを使えることがあります。
例えば、「銀を買っていい?」
銀(シルバー)のナチュラル・ルーラーである月が、すぐにかに座(マイ・サイン)に入ろうとしていたら、「買ってOK!」
「エッセンシャル・ディグニティがとても良くなる = 銀の価値が上がる」ためです。
しかしこの方法は、質問が特定の商品に関するもので、しかもその商品のナチュラル・ルーラーがはっきりわかる時だけしか使うことはできません。
使えたらラッキーですね(^ω^)

・アラビアン・パート
質問がある特定の商品に関するもので、しかもその商品にアラビアン・パートが存在していれば、アラビアン・パートとアラビアン・パートのディスポジターから、質問を判断できることがあります。
例えばキュウリなど、色々なアラビアン・パートがあるようです。
機会があったら試してみて、また解説したいと思います(^_^)