(12) 炎の道

2015/1/21 更新

炎の道(The via combusta:月の嫌いな場所、てんびん座15度~さそり座15度)

【The via combusta(ザ・バイア・コンバスタ)】:燃えさかる道

炎の道は、てんびん座15度~さそり座15度までの範囲で、月はこの場所が大嫌いです。
単純に嫌いなだけで、月のアクシデンタル・ディグニティを弱めることはありません。
純粋に嫌いなのです。燃えているから。苦しいから。逃れたいから…
そうです。この場所は、アスカーの気持ちと強い関係を持っているのです。
月がアスカーのサブ・ルーラーとして「アスカーの気持ち」を表している時に月が炎の道にいると、アスカーの心が苦しんでいる可能性があります。
例えば、彼氏にフラれてしまったばかり、などの場合です。

ホロスコープを作ったら、月のいる場所と炎の道の場所を比べてみましょう。
月は、これから炎の道に入ろうとしているでしょうか?
それとも、炎の道から出ようとしているところでしょうか?
この区別は時に重要です。これからが苦しい時期なのか、苦しい時期は終わろうとしているのか、どちらでしょうか(+_+)

「彼と別れた方がいいですか?」
月がてんびん座の14度。これから炎の道に入ろうとしています。
「別れない方が良いでしょう。苦しくなりますよ。」
(ただし、炎の道だけでは判断せず、レセプションやアスペクト、アラビアン・パートなど、色々な要素も組み合わせて考えます。)

それから、炎の道は、月にだけ影響する要素で、他の天体には影響しません。覚えておいてください。

なぜこの場所なの?

ジョン・フローリーは理由を説明しているのですが、チンプンカンプンです。
「女性の生理の浄化と関係があり、女性原理(月)と男性原理(太陽)の間の…
そして太陽のイグザルテーションであるおひつじ座の反対だからなんとかかんとか…
それから、恒星の場所などとは関係ないんですよー。」

他の人の説明も調べてみましたが、さっぱり理解できないので説明できません。(@_@)
ただ、炎の道は、恋愛に関係する占いではしょっちゅう見かける要素です。
「先週別れちゃって…(うっうっうっ…)」
ホロスコープを作ってみると、月がてんびん座の16度。
あぁ、炎の道に入ったばっかり…苦しいだろうなぁ…(=_=)
見落とさないでくださいね(´Д⊂ヽ