3.ギャンブル

2014/10/8 更新

ホラリーでは、ギャンブルを占うこともできるんですねー!Σ(゚Д゚)
最初は何かの見間違いかと思いましたが、ジョン・フローリーは1冊の本(『Sports Astrology』)を書いて、占い方を説明しています。
しかし、読めば読むほどに思うことは、結局ギャンブルの結果を占うことは、まぁできなくもないけれど、簡単に儲けに繋がるものではないんだなーということです。
確かに占い方は存在しているのですが、もちろん100%の方法ではないし、それに、ホラリーは繰返しの質問に対応できないので、明日ホラリーを使ってギャンブルで儲かっても、来週もまた儲けられるかというとそれはできない相談で…ということで、ま、ホラリーの練習ってとこですかね!
ラスベガスに旅行することがあったら、試してみてください( ̄▽ ̄)

ギャンブルの種類

ホラリーでギャンブルについて占う時には、アスカーの質問の焦点によって占い方が変わります。
もしアスカーが楽しみのためにだけギャンブルをするなら、第5ハウスの分野です。
しかし、ギャンブルをやるのに、儲かるかどうか度外視の人なんてまずいないでしょう。
ギャンブルの焦点は、「儲かるかどうか」にあるはずです。
つまり、ホロスコープを作った時に注目する天体は、ロード8(第7ハウスから2番目:賭けの開催者のお金)になるのです。
賭けの開催者は、この質問の文脈では、アスカーの対戦相手(第7ハウス)になります。
開催者が、オッズを決めて、2倍とか5倍とか100倍とか、それをアスカーが当てることで対戦している、と考えているのです。
アスカーが望む勝利は、対戦相手のお金を手にすること。
アスカーを表す天体と、ロード8(対戦相手のお金)を表す天体の間のアスペクトが、アスカーの勝利を表します。


【ギャンブルで勝つ】
“アスカーを表す天体”とロード8のアスペクトをチェック
◆アスカーを表す天体
 ・ロード1(アスカー)
 ・ロード2(アスカーのポケット)
 ・月(アスカーのサブ・ルーラー)
◆ギャンブルの払い戻し金を表す天体
 ・ロード8
◆アスペクトを探す
「アスカーを表す天体」と「ロード8(ギャンブルの払い戻し金)」の間のアスペクトを探す

どれくらい勝てるのか

ギャンブルでは、ちょっと勝ったり、大きく勝ったり、まったく勝てなかったり色々な結果がついてきます。
オッズの高い馬券などを買ってもしも当たれば、払い戻し額は大きくなりますが、オッズの低い馬券などを買って当たっても、大きな儲けにはなりません。
このように、掛け金に対してどれくらい大きく勝てるかどうかは、ロード8のエッセンシャル・ディグニティから判断します。
ロード8のエッセンシャル・ディグニティが良いほど、儲かる金額は大きくなります。

そのため、エッセンシャル・ディグニティを見ることが、どのオッズを選べば良いかを決める助けになる可能性があります。
良いエッセンシャル・ディグニティなら、オッズが高いものを狙い、エッセンシャル・ディグニティがそれほど良くない場合には、オッズが低いものを選んで控えめに狙いましょう。

当たり前の話ですが、賭けをする前に、その賭けについてよく研究してください。
その賭けについて知れば知るほど、当たる確率は上がっていきます。
これは競馬でも競輪でもボートレースでもなんでもそうだと思います。
選択肢で迷った時に、知っている人なら、「それならこっちだよ。それしかない。」という感じで判断できることが多いからです。
これは、賭けだけではなく、投資でも同様です。

宝くじ

宝くじは、宝くじ売り場で券を買います。
当たればお金がもらえるし、当たらなければお金はもらえません。
これは賭けに似ているのですが、競馬などのギャンブルとは性質が異なります。
宝くじは、競馬のように前もって勉強して…というようなことができませんよね。
単純に運が試される分野です。
まぁ…当たっている人は、ご先祖様の仏壇に供えるとか何やら色々な方法を用いているようですから、果たして単純な運なのか、少し疑問も感じますが、深くは突っ込まないことにしましょう。
当選金を表す天体ですが、「天(第10ハウス)から降ってくるお金(2番目)」なので、ロード11である、と説明されています。
しかし現実的には、宝くじは政府運営ですから、政府(第10ハウス)のお金(2番目)と考えて間違いではないでしょう。
占い方は、ギャンブルで説明したところのロード8をロード11に替えるだけです。

アスカーが所有している馬

アスカーが馬のオーナーで、レースに出場させることがあります。
お馬さんを育てて、パッカパッカ、「さぁいけ私のカエサルストローク! 勝てるのか!?」
こういう時、馬はアスカーにとっての第12ハウス(大きい動物)で表されます。
そうすると、ロード1(第12ハウスから2番目)が、賞金を表す天体になります。
この時には、アスカーを表す天体としてロード1は使えません。
アスカーを表す天体は、月かロード2だけです。
賞金を表す天体(ロード11)と、アスカーを表す天体(月、ロード2)の間のアスペクトを探します。
それから、この占いの時だけは例外的に、もしもロード1のエッセンシャル・ディグニティが良く、さらに第1ハウスか第2ハウスにいてどちらかのハウスに良い影響があれば、アスペクトがなくても、それが利益に繋がることを表します。