うわさは本当?

2014/11/5 更新

うわさ、情報、ゴシップは、本当?

テレビ、新聞、ラジオ、雑誌、インターネット…世の中には色々なニュースが溢れています。
その情報に接しながら、
「このニュースは本当なのかな?」
「この情報、まちがいないのかな?」
というように、その情報が正しいかどうか疑問に感じることがあります。
この時、ホラリーを使って、その情報が正しいかどうかを、ごくたまに占うことができるのです。
どうしてたまにしか使えないのか、その理由は後でご説明します。
では、まずは占い方を解説してしまいましょう!
ここでは代表として、うわさを取り上げます( ̄▽ ̄)

【このうわさは、本当?】
◆デフォルト・オプション:誤り
◆ロード1、ロード3、月をチェック
もしそのうわさが本当なら、
 ・固定サインにいて、同時にアンギュラー・ハウスにいる
 ・もしくは、少なくとも、固定サインにいて、同時にサクシーデントにいる
◆第3ハウスに対するダメージをチェック
 ・ダメージがある場合、誤りの可能性が高い

真偽の判断の仕方

この占いのデフォルト・オプションは「誤り」です。
これから説明する方法で、うわさが本当かどうか、どうも怪しいな…と思ったら、「うわさは誤り」という判断をします。
人のうわさはアテにならんよ!ということでしょうか(;・∀・)

うわさが正しいかどうかを判断するには、ロード1、ロード3、月の場所をチェックします。

ロード1、ロード3、月の3つともが、固定サインにいて、しかもアンギュラー・ハウス(1、4、7、10)にいれば、うわさは正しいと判断します。
固定サインにいるだけではダメで、同時にアンギュラー・ハウスにいなければなりません。
それから、少し可能性が下がりますが、天体が固定サインにいて、同時にサクシーデント・ハウス(2、5、8、11)にいる時も、情報が正しいことを表します。

天体が3つもいるので、すべての天体が同時に固定サイン&アンギュラー・ハウスにいることなど、ほぼありえません。
多数決を取ることになります( ̄ー ̄)
多数決ですよ多数決…もう笑っちゃいますね(^_^;)
でも、多数決まで取りながら、うわさが本当かどうかの判断方法まであるんだから、占星術って便利ですね!

天体を3つもチェックしなければならないわけですが、最も重要な天体はロード3です。
ロード3を重点的にチェックしてください。

次に、第3ハウスに対するダメージをチェックします。
エッセンシャル・ディグニティの悪い天体が第3ハウスにあると、そのうわさが正しい可能性は低くなります。
特に、第3ハウス・カスプに近くなればなるほど、ダメージは激しくなり、誤りの可能性が上がります。

それから、第3ハウス・カスプに対するダメージもチェックしてください。
例えば、エッセンシャル・ディグニティの悪い天体からオポジションを受けている状態です。
気をつけて欲しいのは、第3ハウスに対するオポジションではなく、第3ハウスのカスプに対するアスペクトだよ、というところです。
例えば、第3ハウスのカスプがおうし座10度であれば、さそり座7~13度程度にいる天体が第3ハウス・カスプに対してオポジションになります。
しかし、さそり座20度にいる天体は、第3ハウス・カスプに対してオポジションになっていないので、第3ハウスに対してダメージになっているとは考えないのです。
その他のダメージについては、アクシデンタル・ディグニティの項目を見直してみてください。

この辺り、理論だけ聞いているとサッパリ意味がわからないと思いますが、ホラリーを繰り返すうちに、少しずつわかるようになってきます。
カスプは重要なんです本当に!重要すぎて言葉で説明するのが難しすぎますね(゚∀゚)

この予言、夢は本当?

予言や予測、さらには夢が正しいかどうかを判断するには、ここで説明した方法を使います。
ただ一つの違いは、ロード3の代わりにロード9を使うことです。
つまり、ロード1、ロード9、月のセットを使うんです(^ω^)

夢かぁ…それって予知夢ってことですよね。
ロマンがありますね~( ^)o(^ )

ただ、夢判断(夢占い)については、この方法とはまったく異なり、すべて現実のことと同様に占います。
例えば、「憧れの彼と結ばれる夢を見ちゃった! この夢、本当??」
この時、ロード1、ロード9、月から夢が正しいかどうかを判断することはありません。
アスカーと彼(第7ハウス)の関係、つまり第7ハウスの事柄として占うのです。
夢が正しいかを判断するのはあくまで、情報やうわさの判断の延長です。
お告げのような夢を見て、他のハウスからはその真偽を判断しかねる場合、その内容が正しいのかどうかを判断する場合だけです。

注意点

夢の判断のところでも少し触れましたが、このうわさの真偽を判断する占いは、使う機会が限られています。
それが正しい姿なのです。
「○○は、本当?」という形は、すぐに使いすぎてしまいます。
例えば、「私が彼とつき合いそうっていう噂が流れてるんだけど…本当?」
「彼が転職しそうっていう噂が流れてるんだけど…本当?」
「友達が最近投資で稼いだっていう噂が…」
「○○さんが、今度オリンピックで金メダル獲るっていう噂が…」などなど。
何でもかんでも第3ハウスから判断しないようにしましょう。
これらの内容は、それぞれのハウスから判断します。
例えば、アスカーと彼の関係は第7ハウスから判断するし、友達に関することなら第11ハウス、金メダルは第10ハウス(成功、勝利、栄光)の事柄です。

ジョン・フローリーは、この占いを使った経験が少ないと言っています。
テレビで見た、あり得そうもない占い師の予言についてと、行方不明の子供を探しているお母さんのところに届いた「子供の居場所についての情報が正しいかどうか」について占ったことがあるそうですが、結果については書いていませんでした。
書いてほしいな~( ̄▽ ̄)

僕は、サッカーの某有名選手が有名クラブへ移籍するというニュースを見て、「ホンマかいな!?」と思って占ったことがあります。
占いの結果、移籍することはなさそうだなーと判断して、やはり移籍しなかったのですが、たしかその翌年のシーズンにまた移籍のニュースが流れて、その時に移籍していました。
その時は占うことを忘れていたので、惜しいことをしました。
しかも、移籍しなかった時のチャートもわからなくなってしまいました(´Д⊂ヽ

ただ、果たして第3ハウスから占う内容だったのかどうか、今でも少し疑問を感じています。
もしかしたら、第7ハウス(他のどのハウスにも当てはまらない人)から占う内容だったのかもしれません。
また機会があれば、今度こそチャートをゲットしたいと思います!(・∀・)