5.アクシデンタル・ディグニティ

2014/4/2 更新

さて、今回からアクシデンタル・ディグニティ(Accidental Dignigy:活動する強さ)です。
DRAの関係で触れていますが、
ディグニティ(Dignity:良さ)には、エッセンシャル(本質)とアクシデンタル(活動力)の2つがあります。

【ディグニティ(Dignity:良さ、強さ)】
エッセンシャル(本質):その天体が良い働きをするかどうか
アクシデンタル(活動力):その天体の活動力の強さ

この二つを見ることで、要するに
その人が良い働きをするかどうか、そして、その人の活動力が強いかどうかを見ることができるのです。

アクシデンタル・ディグニティも積み重ねていけます

アクシデンタル・ディグニティは10個以上も項目があります。
チェック・リストを作りましたが、それにしても多いですね。
このアクシデンタル・ディグニティは、エッセンシャル・ディグニティ(本質の良さ)と同じように、足していくことができます。
一般的に、アクシデンタル・ディグニティは多ければ多いほど活動する強さが強くなっていくものなんです。

例えばあなたがサッカーチームの監督で、同じくらいの素質を持った鈴木君と佐藤君、どちらの選手を試合に出そうかな、と考えます。

【エッセンシャル(本質):同じくらいの素質】
・キック力(ボールの飛距離)
・足の速さ
・パスの上手さ
・シュートの上手さ
・体の強さ

【アクシデンタル(活動力):鈴木君と佐藤君】
※鈴木君の今日のコンディション
・1週間試合はなく、休養していたので元気一杯
・昨日お寿司を食べて元気一杯
・昨日大好きなプールへ行けて元気一杯
・先月買った新しいシューズが慣れてきてすごく蹴りやすい
・昨晩の睡眠時間は10時間
・走りたくて仕方がない
・伸びていた髪を切ったので視界が広い

※佐藤君の今日のコンディション
・昨日まで1週間毎日試合に出ていたのでヘトヘト
・昨日から何も食べていないので空腹
・昨日は15時間労働+試合2時間というハードスケジュールだった
・昨日とうとうシューズに穴が開いてしまった
・昨晩の睡眠時間は2時間
・もう眠りたい、今すぐに
・髪が伸びてしまった、目にかかる。なのにヘアバンドもないので前が見にくい

ま、こんなものでしょうか。
という具合にですね、一つの天体がアクシデンタル・ディグニティ(活動する強さ)をいくつも重ねていくことができます。
これはエッセンシャル・ディグニティ(本質の良さ)と同じですね。
あればあるだけ嬉しい!
それがアクシデンタル・ディグニティです!

足せる時と足せない時がある:文脈が決める

このアクシデンタル・ディグニティですが、質問の文脈によって、「良い」に分類されるかどうかが決まります。

例えば、「歌手になれますか?」
仕事を表す天体ロード10が”かに座”にいれば、”無音のサイン”なのでこりゃ悪いですよね。

でも、「漁師になれますか?」
仕事を表す天体ロード10が”かに座”にいれば、”漁師 = 水のサイン”は文脈にぴったりなので、これは良いですね。

「彼(第7ハウス)は私のこと、好きですか?」
彼を表す天体がかに座にいても、”水のサイン”や”無音のサイン”は、好きかどうかに関係ないので無視します。

このように、そのアクシデンタル・ディグニティが、良いのか悪いのか、それとも関係ないのかは、文脈によって決まるのです。
アスカーの話を聞きながら、質問に関係するアクシデンタル・ディグニティを特定してください。

最初からできなくても、だんだんわかるようになってくるので心配しないでくださいね(*^_^*)

エッセンシャル・ディグニティ(本質の良さ)とアクシデンタル・ディグニティ(活動する強さ)は、区別があいまいな時がある

エッセンシャル・ディグニティとアクシデンタル・ディグニティは、質問によっては区別が曖昧になることもあります。
深くこだわらないでください(^ω^)
大丈夫ですよ!
アバウトにアバウトに!