彼と戻る?

2015/4/1 更新

「彼と戻る?」

アスカーも彼も共に既婚です。すでにかなり長い期間つきあっていますが、1ヶ月半前にケンカして別れてしまいました。彼に彼女ができてしまい、怒ったそうです。しかし、別れた後も顔を合わせる機会が何度かあり、戻れるかどうか悩んでいました。特に、彼はお金のある人なので、なおさら戻りたくなってしまったそうです。

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占いの流れ

1.質問をよく聞く
・誰が、質問しているのか
・デフォルト・オプション(起こる可能性が高いこと)を特定する
アスカーと彼は今回ケンカをして別れてしまったそうですが、そこまで悪い関係になっているようではなさそうです。ごく普通に話せているそうですし、それに、何となく相手も戻りたがっている気がするそうです。戻れる可能性が高いとは言えませんが、低いとも言えない感じです。

2.ハウスを決める
アスカーを表すハウスは第1ハウス。彼を表すハウスは第7ハウスになります。

3.ルーラーを決める
今回の占いで使用する天体を特定する
・ハウス・ルーラー、ナチュラル・ルーラー、文脈ルーラー
アスカーを表す天体はロード1の♃木星、月、女性なので♀金星。相手を表す天体はロード7の☿水星、男性なので☉太陽です。
ただ、アスカーも相手も既婚ということなので、もしかすると、♄土星が、アスカーの夫として、もしくは彼の妻として登場しているかもしれません。あるいは、彼の新しい彼女なのかもしれません。
また、☿水星と☉太陽は彼ではなく、夫を表している可能性もあります。その場合には、♄土星が今回の相談対象の彼を表している可能性が高くなりますが、他の天体かもしれません。

レセプションとアスペクトをチェックして何かおかしいと感じた場合には、天体の選び方を見直します。
ここに挙げた登場人物は、ホロスコープに表示されているかもしれないし、表示されていないかもしれません。そのような可能性も頭に入れて、ホロスコープを見ていきます。

4.レセプション(好き嫌い、関心)
恋愛関係ではレセプションが大切な要素になります。普段はエッセンシャル・ディグニティ、アクシデンタル・ディグニティをチェックしてからレセプションをチェックしますが、恋愛関係を占う時は、先にレセプションをチェックしましょう。

まずはアスカーから。
ロード1の♃木星は、♋かに座1度にいます。彼を表す☿水星、☉太陽に対するレセプションは見当たりません。アスカーの人格の部分は、彼に対して無関心です。
☽月は、♉おうし座5度にいます。☿水星に対してフェイス。無関心とほとんど変わりません。☉太陽に対しては無関心。アスカーの心も、彼に対してほぼ無関心です。
♀金星は、☿水星に対しては無関心ですが、☉太陽に対してマイ・サイン(大好き)とトリプリシティ(温かい気持ち)。
アスカーの体が、彼の体に惹かれている…のでしょうか?その可能性ももちろんありますが、数年以上のつきあいというお話から考えて、「男性としての役割」に惹かれているとも考えられそうです。彼はお金をよく使ってくれるそうなので、つまりは「獲物を獲ってくる彼」に惹かれているのかもしれません。

それから、ロード1(人格)の♃木星は♋かに座にいるので、月(心)に対してマイ・サイン(大好き)。月(心)は、月に対してイグザルテーション(優先順位第一位)。
アスカーにとって、月(心)がとても大切であることがわかります。その月が、♀金星に対してマイ・サイン(大好き)。
アスカーの中で♀金星がいかに大切か推測できます。
♀金星は女性の部分を表しているので、「女性として扱われたい」、もしくは「女性の役割を果たしたい」、どちらかの意味を表します。
その♀金星は♌しし座にいます。☉太陽に対してマイ・サイン(大好き)。アスカーの女性の部分が、男性としての彼(☉太陽)を求めています。

次に彼のレセプションを見てみます。
ロード7の☿水星は♋かに座21度。月に対してマイ・サイン(大好き)でフェイス。彼は、アスカーの心を求めています。
♃木星に対してイグザルテーション(熱中・褒める・持ち上げる)なので、人格(話の内容、考えなど)に熱中しているようです。
「彼は私と話したがるんです。色々なことを教えてあげているから。」
話を聞いてみると、アスカーはある分野の専門家で、その知識が彼の仕事に役立っているそうです。
♀金星に対してターム。弱いレセプションです。女性の部分に対しては、もしくは、女性としての役割に対しては、強い関心はなさそうです。
☉太陽は♋かに座10度。月に対してマイ・サイン(大好き)。やはり、アスカーの心を求めています。☉太陽はさらに、♃木星に対してイグザルテーションとターム。こちらも、ロード1に対して強く惹かれています。
♀金星に対してのレセプションは見当たりません。
彼のレセプションを全体的に見てみると、彼はアスカーの女性の部分には惹かれていないようですが、アスカーのことが大好きですね。人格にも心にも惹かれています。これは、戻れる可能性が高そうです。

ここまで、自然にレセプションを解釈できている気がします。天体の選び方は正しいようです。

5.エッセンシャル・ディグニティ
恋愛・結婚関係を占う時、エッセンシャル・ディグニティはそれほど重要にはなりません。レセプションやアスペクトの方が大切です。
一応、眺めてみると、月がイグザルテーションにいますね。心は元気一杯のようです。
うん、そうだと思います。「あれ? 失恋して傷ついているようには見えないぞ?」話している間ニコニコされていました。

6.アクシデンタル・ディグニティ
・天体のスピードと、進む方向(逆行、ストップ)
ロード1の♃木星は、☉太陽の近くにいます。♃木星は☉太陽と△トラインになったところで進む方向が変わるため、しばらく進む方向が変わることはありません。
♀金星も、まだ☉太陽と25度程度しか離れていないので、しばらく進む方向は変わりません。
☽月は逆行しないので、そもそも進む方向は変わりません。
つまり、アスカーを表す天体は全て、しばらく同じ方向へ進むことになり、アスカーの態度が変わらないことを表します。アスカーは戻ろうと考えているそうですから、このままこの態度は続くことになるでしょう。

ロード7の☿水星(♋かに座21.88度)は、最近逆行を始めたところです。
☉太陽(♋かに座10.61度)より前にいますよね?ということは、この後☉太陽よりサイン1つ分後ろになるまでは逆行し続けることになるので、しばらく進む方向は変わりません。
「戻れるかどうか?」という質問で、相手を表す天体が逆行しているのは、もちろん状況に左右されるのですが、それだけで「戻ろうとしている」可能性がある良い印です。しかもここでは、☿水星が最近になって逆行し始めているので、「別れてしばらく経ち、相手もやり直したいと思い始めたところ」という状態を表している可能性が高そうです。

・コンバスト、サンバーン、☉太陽の正反対
ロード1の♃木星は、最近まで☉太陽とコンバスト(☉太陽の左右8度30分以内+同じサイン)していました。
☉太陽は男性を表すナチュラル・ルーラーとして登場しているので、♃木星のコンバストは、アスカーが男性としての彼にうっとりだった可能性があることを表します。

【無関係、または関係が薄い項目】
・天体からのオーブ・アスペクト(サンド、またはアスペクト・サンド)
・月のノード
・恒星(レグルス・スピカ・アルゴル)
・月のボイド
・ジョイ
・星座のカテゴリー
・ハウスの場所
・ハウスによる強弱

7.アスペクト
アスペクトを見てみましょう。
まず、ロード1の♃木星を見てください。♃木星は、♋かに座1.43度にいます。アスペクトではないのですが、サインの初め(3、4度付近まで)の場所にいますよね?
これは、♃木星が最近、サインをまたいで移動したことを表します。
サインが変わることで、♃木星のレセプションやエッセンシャル・ディグニティに、何か大きな変化があったのではないでしょうか?
♃木星を♊ふたご座の29度まで戻してみましょう。
♊ふたご座の29度にいる時の♃木星のレセプションは、ロード7の☿水星に対してマイ・サイン(大好き)、☉太陽に対してフェイスになります。彼のことが大好きだったんですね(@_@)
それに、1.43度というのは、「1ヶ月半前に別れた」というお話ともピッタリ合うので、やはり、彼を表す天体は☿水星と☉太陽で良さそうです。
そうすると、アスカー(ロード1)は1ヶ月半前までは彼のことが大好きだったのに、現在好きではなくなってしまった、と言えそうです。

時間を進めていくと、♃木星はこれからどの天体ともアスペクトはしないようです。

月と♀金星のアスペクトも見てみましょう。
月(アスカー)は、これから♀金星(アスカー)と□スクウェアになった後で、☉太陽(彼)と*セクスタイルになります。
これは、どうもトランスレーションになっているようです。アスカーが、アスカーと彼をトランスレーションでくっつけています。
しかも、これらの天体のレセプションはとても良かったですよね?
彼(☉太陽)のことが大好きな♀金星と、アスカー(♃木星と月)のことが大好きな☉太陽のアスペクト。これはかなり前向きなアスペクトです。月と☉太陽のアスペクトするタイミングで、恐らく、関係は戻ることになるでしょう。
ここまで見たところで、判断はほぼ終わりました。ここからは、もう少し突っ込んで、ホロスコープを見ていきましょう。

そもそもなぜ、アスカーは「よりを戻したい」と考えるようになったのでしょうか?まだ明らかになっていないその動機が、どこかに隠れている気がします。
このような動機を引き起す「きっかけ」は、ホロスコープの中に表示されていることも、表示されていないこともあります。そのため、確実に表示されているはず、とは言えないのですが、とにかく探してみましょう。
「きっかけ」というくらいなので、そのような出来事の多くは過去のアスペクトによって表示されています。
そこで、月の過去のアスペクトを探してみると、月と♄土星が☍オポジションからセパレートしています。…たぶん、これでしょう。

タイミングを知るために時間を戻していくと、☽月は♉おうし座4.84度のところで♄土星と☍オポジションしていました。
5.36 - 4.84 = 0.52度
サイン・ハウス法から考えます。月がいるのは固定サインでサクシーデント・ハウス。
固定サイン(遅い) + サクシーデント・ハウス(真ん中) = 真ん中
“単位のセット”は、「日、週、月」か、「週、月、年」ですが、年というのはありえない感じなので、「日、週、月」を選びましょう。そうすると、真ん中は週なので、恐らく0.5週間前。3日くらい前かな?
♄土星は、月に対してフォール(失望する・失望させる・落とす・憎悪する)のレセプション。非常に悪いレセプションです。アスカーの気持ち(月)を、いたく失望させ、突き落とした可能性があります。

それから、♀金星も、最近♄土星と□スクウェア(90度、3つ隣のサイン)したばかり。こちらも、時間を戻していくとタイミングがわかります。♀金星は、♌しし座4.85度で♄土星と□スクウェアでした。
5.61 - 4.85 = 0.76度
サイン・ハウス法から、♀金星は固定サイン、サクシーデント・ハウスなので、やはり週。すると、0.76週なので、5日前くらい。
こちらも、♄土星の♀金星に対するレセプションはデトリメント(大嫌い・傷つける)です。♀金星をいたく傷つけた可能性があります。

この2つのアスペクトは、どちらも1週間以内の出来事を表示しているようです。2つのタイミングは同じようなものなので、1つの出来事を指している可能性も否定できませんが、いずれにせよ、アスカーにとってこれらの出来事が、「元に戻りたい」と思わせるきっかけになったのでしょう。
それでは、この♄土星は、一体何を表しているのでしょうか?

「アスカーの旦那さん」でしょうか?
アスカーが最近、旦那さんと何か嫌なことがあり、そのせいで、彼とよりを戻したくなったのでしょうか?これなら意味が通りますね。
しかし、「そういうことはありませんでしたよ?」と言われてしまいました。
また、「彼の奥さん」との接触もないそうなので、彼の奥さんでもありません。

…困りました。♄土星は明らかに重要な天体として登場していますが、一体、♄土星は何を表しているのでしょうか?
もう一度ホロスコープをよく見てみます。♄土星はどのハウスの支配星でしょうか?探してみると、第2ハウスと第3ハウスですね。
第2ハウスは、お金、所有物など。第3ハウスは兄弟姉妹。うーん…お金かな?そういえば、「相手はお金のある人」でした。
もしこの♄土星がアスカーのお金を表しているのならば、最近アスカーは自分のお金のことで傷ついた、という意味になります。♄土星のエッセンシャル・ディグニティはペレグリンなので悪いし、しかも月と♀金星に対してとても悪いレセプション(フォールとデトリメント)でしたからね。

それでは、彼のお財布の具合はどうなのでしょうか?ロード8(第7ハウスから2番目)を見てみます。
ロード8は月で、♉おうし座。エッセンシャル・ディグニティはイグザルテーション。素晴らしい状態です。彼がお金持ちというお話はホロスコープに表示されていますね。
では、アスカーを表す天体の、月(彼のお金)に対するレセプションはどうでしょうか?
♃木星(考え)は、ロード8に対してマイ・サイン(大好き)。月(心)は、月(彼のお金)に対してイグザルテーション(熱中)。♀金星(女性の部分)は無関心のようです。なるほど…どうも、彼のお金は大きく関係しているようです。
「彼のお金は大切な要素ですか?」
「もちろんです! 彼はね…なんですよ。すごいでしょう?」
「凄いですねそれは。なるほど。彼よりもお金に惹かれている部分がありそうですね。」
「…はい笑」

アスカーと話して、確信が深まりました。どうも、アスカーは彼のお金に強く惹かれているようです。話を♄土星に戻しましょう。
どうやら、♄土星は、アスカーのお金を表していたようです。アスカーは、さて買い物をしようかな、出かけようかな、とした時に、彼の不在を痛感したそうです。
「あの人がいつもたくさん出してくれてたんだ…(+_+)」
月と♄土星、あるいは♀金星と♄土星のアスペクトは、自分のお金の状況に衝撃を受けていたところだったんですね。
これなら、ホロスコープの表示は、アスカーのお話とよく合います。

7ー2.タイミング
それでは、いつ頃、彼とよりが戻りそうか、先ほどのアスペクトのタイミングを考えてみましょう。
月と☉太陽のアスペクトなので、月の進む度数を計算します。☽月は♉おうし座11.05度のところで、☉太陽と*セクスタイル(60度、2つ隣のサイン)になります。
11.05 - 5.36 = 5.69
☽月は固定サイン、サクシーデント・ハウスなので単位は恐らく、「週」でしょう。(先ほどの説明を参照してください)
約6週間で、元に戻りそうですね。

以下、無関係な項目です。
9.月が主役の天体として登場した場合は、
・月の光のチェック
・炎の道(The via combusta)
10.恒星

結論:約6週間で、元に戻りそう
結果:約6週間で、元に戻った

順番が前後しますが、さらにもう少し、このホロスコープを見ていきましょう。

8.アンティシア(仮想上の天体)
彼を表す天体は☿水星と☉太陽でした。今回は、彼に新しい彼女ができたために、アスカーは彼とケンカをしたわけです。
その新しい彼女は、このホロスコープには表示されていないのでしょうか?探してみましょう。

まず、☿水星から。☿水星のオーブ・アスペクト(相互に影響)を探します。ありませんね。最近のイベント・アスペクトを探してみても、♀金星との☌コンジャンクションがあるだけです。しかし、♀金星は既に♌しし座5度です。サインを変わった後の5度なので、遠すぎます。

次に☉太陽を考えてみましょう。☉太陽のオーブ・アスペクト(相互に影響)は特にありません。最近のイベント・アスペクトはどうでしょうか?
♄土星と、△トライン(120度、4つ隣のサイン)になっていましたね。
…しかしその前に、ある天体のアンティシア(仮想上の天体)と☌コンジャンクションになっているんです。
そうです。♂火星ですね。☉太陽は、最近、♂火星のアンティシア(仮想上の天体)とイベント・アスペクトしていました。
♂火星のアンティシア(仮想上の天体)を探します。♂火星は♊ふたご座22,34度。♊ふたご座のアンティシア・サイン(仮想上の天体がいるサイン)は♋かに座。
30 - 22.34 = 7.66度
♋かに座の7.66度に♂火星のアンティシア(仮想上の天体)がいます。
☉太陽は今、♋かに座10.61度なので、
10.61 - 7.66 = 2.95度
☉太陽は、♂火星のアンティシア(仮想上の天体)と☌コンジャンクションしてから、2.95度進んだところです。

このアスペクトが、☉太陽にとって楽しいアスペクトだったのかどうか…それは、レセプションから判断します。
☉太陽の♂火星に対するレセプションを見てみると、フォールとトリプリシティ。フォールは、失望する・失望させる・落とす・憎悪するなどの意味を持ちます。
そういえば…☿水星の進む向きが最近になって変わっていました。彼は最近になって、アスカーとやり直そうとし始めていたんですよね?
なぜ、このような心境の変化があったのか、その原因が、この☌コンジャンクションに隠れているようです。…隠れている。そうそう、アンティシアは、「隠れている」という意味を持っていましたね。
もし、もしも、この♂火星が新しい彼女を表す天体だったとしたら、どうでしょう?
ここまでの流れ、とても自然な感じがします。
恐らく、この♂火星は、新しい彼女を表す天体で良いと思います。
つまりこの♂火星は、文脈ルーラーとして登場しているのです。
文脈ルーラーは、ハウス・ルーラーでもなくナチュラル・ルーラーでもないけれど、重要な登場人物を表している天体です。文脈ルーラーのページを見直してみてください。

話を♂火星に戻します。恐らく彼は、この新しい彼女に、アスカーから隠れたところで、もしくは新しい彼女に隠れたところで、失望したのでしょう。あるいは、新しい彼女を「失望させた」のかもしれませんが、「失望した」と解釈する方が自然な感じがします。
何はともあれ、新しい彼女に対して失望してしまい、そのために、アスカーとやり直そうと考えたのでしょう。
そう考えると、意味が通ります。

タイミングも考えてみます。
2.95度までは出ていました。サイン・ハウス法を使います。☉太陽は、活動サイン、アンギュラー・ハウス。
活動サイン(速い) + アンギュラー・ハウス(遅い) = 真ん中
“単位のセット”は、たぶん「日、週、月」なので、週でしょう。
そうすると、3週間くらい前に、新しい彼女に失望したことになります。たぶんその後で、アスカーとやり直そうと考え始めたんですね。☿水星が最近逆行し始めた動きと比べてみると、状況にとても良く合っている気がします。

もちろん、♂火星が何か他の「物/事/人」を表している可能性もあります。一つの天体は常に多くの可能性を持ちます。僕たちができることは、せいぜい可能性の高い事柄を絞り込むことだけで、確実に特定することはできません。
ただ、彼は結局、新しい彼女とは別れたそうです。そして、一年後、「今でも仲良くつきあっていますよ」とご連絡をいただきました(^^)

11.アラビアン・パート
恋愛・結婚関係を占う時の定番アラビアン・パートは、結婚APです。
今回は♎てんびん座27.98度にいました。ただ、あまり重要な役割は持たなかったようです。アスカーを表す天体が☌コンジャンクションしていたりしないし、特に目を引く感じでもありません。そっとしておきましょう。

今回は以上です。
戻れてよかったですね(*^_^*)

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補足:恋愛・結婚関係を読みこなすためには
今回は恋愛関係のホラリーについて解説しました。
ホラリーは難しい…と感じる方も多かったのではないでしょうか。
実際に、とても難しかったと思います。
恋愛関係は、ホラリーで最も難しい分野なのかもしれません。ただでさえ登場する天体が多いのに、登場人物が増えるとさらに多くの天体を考慮する必要が出てくるので、ホロスコープを読むプロセスが複雑になりやすいためです。
このように、多くの天体のエッセンシャル・ディグニティやレセプションやアスペクト、アンティシアなどなどを考えていかなければならないことを考えると、占いを進める時には、一つ一つ丁寧にメモを取りながら占いを進めていく方法がお勧めです。
「♀金星のエッセンシャル・ディグニティは…で、☉太陽に対するレセプションは…、☿水星に対するレセプションは…」などなど。
このようなメモは、占い結果を判断する時、とても役に立ちます。

このページで解説したホロスコープを、僕が今読むとしても、たぶん、できるだけゆっくり、10分くらいはかけると思います。
あなたがもし、友達やお客さんから相談された時に、ホロスコープを作って判断するとしても、最初のうちはできるだけゆっくり時間をかけて、できれば15~20分くらいはかけてホロスコープを読んだ方が良いと思います。
恋愛・結婚関係のホロスコープでも、難しくないチャートなら、すぐに判断が終わることもあるにはあるのですが、簡単には判断できないホロスコープも多くなります。
アスカーには何かスマホでも操作してもらって、ゆっくり判断しましょう。

また、今回の占いのプロセスのように結果を判断していくためには、エッセンシャル・ディグニティ、レセプション、アスペクト、アンティシアなどについてのしっかりした理解が必要になります。
一つ一つの要素についての理解が不十分なままだと、どうしてもつっかえつっかえになり、占い結果が頭の中でうまくまとまりません。
ということで、特に、エッセンシャル・ディグニティ、レセプション、アスペクト、アンティシアのページは、何度も何度も読み直してくださいね!
僕も昔、テキストがボロッボロになるまで繰り返し読んでいました(^_^;)
ちなみに今では、何度も何度もサイトを書き直しています笑