3.身体的な特徴

2015/6/26 更新

“ある人の身体的な特徴”の占い方を説明します。
背が高い、肌の色が浅黒い、筋肉質…など。
例えば、将来の結婚相手の特徴などを質問された時に使います。
アスカーが自分自身の見かけについて質問することはまずありえないので、他のハウスについての質問として登場することになるでしょう。
そのため、今回の”身体的な特徴”は、本当は第1ハウスで説明するべきなのかどうかよくわからないのですが、クラシック占星術の慣例に従いここで説明しておきます。

【身体的な特徴】
◆ その人を表す天体がどの天体かチェック
・♄土星:背が高い、細い、黒い髪、暗い肌の色
・♃木星:体が大きい(背も体格も)、肉付きが良い(特に【水】のサイン)
・♂火星:背が低い、筋肉質、がっしりした体格
・☉太陽:背が高い、しっかりした体格、ただ♃木星ほど大きくはない、豊かな髪
・♀金星:背が低い、柔らかい体つき
・☿水星:少し背が高い、痩せている、ストレートヘア
・月:お肉がついている、背は高くない、月が満ちている途中の方が、月が欠けていく時よりも体つきが大きい傾向がある
◆ サインとの組み合わせで修正
 天体がいるサインの支配星の特徴が加わる
◆ アスペクトで修正
 天体にアスペクトしている天体の特徴が加わる

質問の焦点が「身体的な特徴に絞られている時にだけ」使う

この占い方法は、闇雲に使わないよう注意してください。
「結婚相手にいつ出会えますか?」
「いついつです。」
「それじゃ、彼の見かけは?」
というような流れでは、たぶん、この占い結果は当たらないと思います。
この質問の場合、占いの焦点は「いつ出会えるか?」ですよね。
相手の外見には、焦点が当たっていません。
こういう時には、恐らく、天体から身体的な特徴を判断しても、当たることはないでしょう。

この占い方法は、アスカーが「相手の外見」について質問した時のみ、有効になるのではないかと思います。
思いつきのように、「あ、それで、その将来会う人の見かけってどんな感じかわかりますか?」と質問をしても、ホロスコープはメインの質問に対する答を優先させて、身体的な特徴の方は犠牲にするのではないか、と思います。
僕はこの判断には自信がありません。
何度も上記のようなやりとりをしてきて、時期は当たれども、相手の見かけはさっぱり当たらないので、上記のような状況では見かけを判断することはやめてしまいました。
そこで、この方法は質問の焦点が「身体的な特徴に絞られている時にだけ」使うようにしてください。

人種の違い

ここまで身体的な特徴を見てきました。
背が高い低いなどがありましたね。
これらの特徴は、ある人種の中で、という話になります。
例えば、ある人の特徴として、”背が高い”という印を見つけたとしましょう。
これは、その人種の中で、という意味になります。
彼が日本人なら、日本人の中では背が高い方だよ、という意味になります。

また、時々、「その人は外国人ですか?」と質問されることがあります。
日本って国際化してますねー(@_@;)
これは、ホラリーで判断できるのかどうか、よくわかりません。
もしかすると、彼を表す天体が第9ハウス(外国)にいることで表現されたりするのかもしれません。
もし何かわかったら、また更新します(^^)