1.家の売買

2014/11/26 更新

「今度、家を買うことにしました。取引はまとまりますか?」
家、アパート、マンションなどの売買取引がまとまるかどうかを占う方法を説明します(*^_^*)

不動産を表す天体

家を表す天体はロード4です。
アスカーが売り手なのか買い手なのかによって占い方は異なります。

【アスカーが売り手の場合】
 ・ロード1とロード7のアスペクト
 ・ロード4とロード7(買い手)のアスペクト

【アスカーが買い手の場合】
 ・ロード1とロード7のアスペクト
 ・ロード1(買い手)とロード4のアスペクト

アスカーを表すのは第1ハウスなので、アスカーを表す天体はロード1です。
アスカーの取引相手は第7ハウスになるので、取引相手を表す天体はロード7になります。

アスカーが売り手でも買い手でも、まずはロード1とロード7のアスペクトを探してください。
アスペクトがあれば、取引が成立することを表します。

次に、アスカーが売り手の場合は、家(ロード4)と買い手(ロード7)のアスペクトを探してください。
これはアスカーの家(ロード4)と買い手(ロード7)とのコンタクトを表し、取引が成立することを表します。
アスカーが買い手の場合は、アスカー(ロード1)と家(ロード4)のアスペクトが、取引成立を表します。

買う時も売る時も、家を表す天体はロード4

アスカーが買い手の時には、ロード4は将来アスカーのものになる家を表します。
アスカーが買い手の時には、ロード4は現在のアスカーの持ち家を表します。

解釈の変わり方に節操がない気がしますが(笑)
創造主さまは質問に対して柔軟に対応してくださるようです。
安心して使ってください(^0_0^)

兄弟姉妹から買う場合

取引相手が兄弟姉妹の場合は、ロード7(取引相手)の代わりにロード3(兄弟姉妹)を使ってください。
取引相手が友人ならばロード11(友達を表す天体)を使ってください。
第7ハウスは、他のハウスでは表すことのできない取引相手を表します。
だから、もし他のハウスで表すことのできる相手が取引相手なら、そのハウスを使います(^^)

どのアスペクトでもOK

アスペクトはどんな種類でもOKです。
オポジションのアスペクトは「後悔」を表すことがありますが、不動産の売買で登場した時には「後悔」の意味を無視することができます。
不思議ですねー(´_ゝ`)
「取引をするまでの苦労が他のハウスの質問に比べて著しいために、『後悔』という意味が消えてしまうのではないか」と、ジョン・フローリーは推測していますが、どうなんでしょうか(・∀・)

レセプション

不動産売買を占う時にも、レセプション(好き嫌い、関心)は大切な要素になります。
お互いが取引に対してどのような姿勢でいるのか、表してくれます。

アスカー(ロード1)と取引相手(ロード7)のレセプションをチェックして、もしお互いが良いレセプションにいれば、お互い取引に前向きであることを表します。
お互いが無関心でいるよりも、ずっと成約の可能性は上がりますね( `ー´)ノ
しかし不動産の売買では、売り手と買い手がお互いに無関心であることは珍しくないので、お互いに関心がなくても特に問題はありません。
何しろ不動産会社を仲介して、顔も見ないで成約していたりしますからね(@_@)

ただ、取引相手がアスカーに対して悪い感情を抱いている場合は、問題になる可能性があります。
取引相手がアスカーに家を売りたくない(もしくは買いたくない)ことを表しているためです。
それでも、必要に迫られれば取引が成立する可能性はあります。
「あいつは嫌いだ…だけど、今とってもお金に困ってるから、売るしかないか…」という感じでしょうか。
こういう場合には、ロード8(取引相手のお金)の状態もチェックした方が良いでしょう。

難しく感じても、アスカーの話に耳を傾けましょう。判断の手がかりがあるはずです。
ホロスコープは必ず、質問内容と、アスカーの置かれている現実の状況から解釈します。
同じホロスコープが出てきても、解釈の仕方は変わるのです。
「アスカーの置かれている状況を考えると、確かにレセプションは悪いけど、恐らく取引は成立するだろうな…」
「アスカーの置かれている状況を考えると、レセプションが悪いから、恐らく取引は成立しないだろうな…」
どちらでしょうか?(^_^)

天体の場所

天体がハウス・カスプの直前にいるのか直後にいるのか、重要になることがありますが、家の売買ではあまり関係ありません。
主に「勝敗」に関する質問や、「立場の強い人」を判断する時には、この天体の場所はとても重要になります。
例えば、ロード1とロード7の勝敗の行方を占う時、もしロード1が第1ハウス・カスプの直前にいれば、ロード7が有利であることを表します
もしロード7が第1ハウス・カスプの直後にいれば、ロード7が極めて不利であることを表します。
この説明はざっくりすぎてよくわからないと思いますが、この話は長くなりすぎるのでここで終わりにしておきます。

とにかく家の売買では、天体がハウス・カスプの直前にいるか直後にいるかは、問題になることは(ほぼ)ありません。
もしロード1が第7ハウス・カスプの直前にいたとしても、「取引相手に対してアスカーが有利」ということを表すわけではなく、「アスカーが取引に対して非常に積極的」という意味にしかならないためです。
なぜなら、現実を考えれば、「早く買え」と強制できる売り主はいないし、「早く売れ」と強制できる買い主も(滅多に)いないからです
ただし、「滅多に」のケースに該当したら、状況に応じて解釈してください。

アスペクトの妨害

「売り手を表す天体」と、「何を表すかわからない天体」のアスペクトは、取引が成立する前に、他の人が先に買ってしまうことを表す可能性があります。

不動産会社

家を売買する時には、一般的に不動産会社が仲介します。
しかしホロスコープを見る時には、不動産会社を考える必要はありません。
つまり、トランスレーションやコレクションを探す必要はないということです。
手順通り、素直にロード1とロード7のアスペクトから探してください。
ただし、もしトランスレーションやコレクションがある場合には、トランスレーションやコレクションをしている天体が不動産会社を表す可能性があります。

売り手と家(ロード4)のアスペクト

売り手と家(ロード4)のアスペクトは特に意味がないので、無視してOKです。
売り手が不動産を持っているのは当たり前の事実ですよね(´ー`)
ただし、買い手とロード4のアスペクトを邪魔している場合には、問題になることがあります。
売り手が買い手に、家を売らない可能性を表すからです。
これも、アスカーの話を聞いて、現実的な状況を元に判断してください。

デフォルト・オプションに注意

不動産の売買には、交渉の段階があります。
交渉が始まったばかりの時に売買成立という判断をするためには、ホロスコープの中に取引成立の強い印(しるし)が必要になります。
つまり、デフォルト・オプションは「成約の可能性は低い」ということになります。
しかし、取引が成立間際の場合には、悪い印がなければ取引は成立します。