2015/11/19 更新
ビザ(入国許可証)、永住ビザなどを取得できるかどうかを占う方法を説明します。
ここではビザを使って説明します。
【ビザの取得】
◆ ハウスと天体
・アスカーを表すハウスと天体:第1ハウス、ロード1、月
・政府を表すハウスと天体:第10ハウス、ロード10
・ビザを表すハウスと天体:第11ハウス、ロード11
※アスカーがその国にいない場合、政府とビザについてはターン・チャートを使用する
・外国を表すハウスと天体:第9ハウス、ロード9
ビザの取得
アスカーを表すハウスと天体は第1ハウス、ロード1、月。
政府を表すハウスと天体は、質問をした時にアスカーがビザを取得したい国にいるかどうかによって変化します。
例えば、アスカーがチリのビザを取得したいというケースを考えてみましょう。
アスカーがチリにいる場合、アスカーの国籍には関係なく、政府を表すハウスと天体は第10ハウスとロード10を使います。
政府の発行するビザは、政府(第10ハウス)の所有物(2番目)なので、第11ハウスとロード11になります。
アスカーがチリにいない場合、チリはアスカーにとって第9ハウス(外国)からの10番目(政府)になるので第6ハウス(9+10-12-1=6)になります。
この場合、ビザは第6ハウスからの2番目なので第7ハウスになります。
アスカーを表す天体がロード10かロード11にアスペクトすれば、ビザが取得できることを表します。
アスペクトする天体はロード10よりもロード11の方が望ましいのですが、ロード10でも問題はありません。
ただし、アスカーを表す天体がロード10とオポジションになると、ビザがもらえない可能性が高くなります。
もしアスカーを表す天体と外国を表すロード9がアスペクトした場合は、アスカーを表す天体とロード10/ロード11のアスペクトは不要になります。
「アスカーが外国に行くよ」という表示なので、ビザが発行されることが暗黙的に表示されている、と考えるためです。
ビザの申請者は大勢います。毎日毎晩、空港では多くの人が入国しています。
この時、入国審査官が毎回好き嫌いを考えてビザを発行しているはずがないので、基本的にロード10(入国審査官)のアスカーを表す天体に対する良いレセプションは不要です。
普通に考えれば入国審査官は見ず知らずのアスカーに対して無関心のはずなので、恋愛関係などとは異なりレセプションをチェックする必要性が低いのです。
しかし、もしアスカーが有名人の場合にはレセプションも重要になる可能性があります。著名な亡命者ならそのケースに当てはまるかもしれません。
一方でビザの申請が形式的なものなら、悪い表示がなければビザは取得できるでしょう。
ただし、その国の事情にも左右されますが、もしビザ取得の審査が厳しいものなら、ある程度のレセプションとそれに該当する実際の事由が必要になります。
永住ビザについて
永住ビザ(永住権)についての質問はされにくいようです。
アスカーがその国に住んでいるうちに永住したくなると、永住ビザを取るために色々と方法を模索します。そのため、そもそも占おうと考える機会が少なくなるようです。
実際に永住権取得条件を調べてみると、取得できそうかどうか何となくわかるのかもしれませんね。